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ほりしぇん副校長の教育談義

価格 : 定価:2,200円(税込)
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ISBN:978-4-8403-0864-9

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発行会社 みくに出版
著作者 堀内 雅人
判型・ページ 四六判 264ページ




学校生活には、心が動き、自分の殻を破るきっかけがあふれている――。

自由教育で知られる明星学園中学校・高等学校で、国語科教諭、
そして副校長として教育現場を見つめてきた著者が、
生徒が成長する瞬間、授業、さらに新しい時代に必要とされる
取り組みについて語ります。

「わたしもきっと自分の居場所を見つけるね!」
そう言って巣立っていった生徒、
民泊で「今日から大家族だね」とおばあに言われたのが
一番うれしかったと綴った生徒、
「自分の自由の邪魔になるものをなくせば自由になれるの?」と
哲学的質問した生徒、
卒業論文で「どうすれば痛くない注射針を作れるか?」
というテーマを持ってきた生徒・・・
その光景が目に浮かぶようなエピソードが、
生徒たちの生き生きとした言葉とともに紹介されている本書。

そこにはおだやかに、けれども熱く彼らと向き合う
一人の教師のまなざしがあります。

「迷ったときは、楽なことより楽しいことを。」

教師なのに人前で話すのが苦手、「自分は失敗の連続だった」と
語る著者が、送り出してきた多くの生徒の成長を振り返りながら、
いま不安を感じ、悩んでいる中学生へ、そんな彼らを見守る保護者へ、
そして彼らに寄り添い、自身も成長しようとする教師へ向けたメッセージは、
思いやりにあふれ、それでいて多くの示唆に富んでいます。

さまざまな立場から、何度でも読み返し、
自分の胸にとどめておきたくなる一冊です。


目次

はじめに
〈第吃堯喘羈慇犬良景
1 新入生との出会い ―自分の居場所づくり
2 教員としての原点
3 漱石と教育 
4 「ふつう」でなければいけないか?
5 本当の厳しさとは何か?
6 学校は何のためにあるのだろう?
7 自由について
8 自立とは何か?
9 表現するということ
10 孤独の大切さ
11 プロセスの大切さ
12 迷惑をかけることの大切さ
13 大人になるためのステップ —教室の中のトラブルと芥川『藪の中』  
14 二つの眼鏡を持つことの大切さ
15 常識を疑うことの大切さ
16 憧れること、憧れられること 
17 対話が生まれるとき ―重松清『きみの友だち』

〈第局堯喙業の中の中学生
1 【国語の授業】―『走れメロス』(太宰治)を再話する[中二]
2 【国語の授業】―『千羽鶴』(重松清)を生徒と共同で読む[中三]
3 【美術の授業】―「一本のビン」を描く[中一]〜ものの見方を教える
4 【木工の授業】―「家具」のグループ制作[中三]
5 【数学の授業】―「ピタゴラスの定理」を学ぶ[中一]〜「?」から「!」へ

〈第敬堯啅飢紛軌蕕鯆兇┐
1 「てつがく対話」の授業
2 学校をもっと開かれた場所に ―民家泊
3 学校をもっと開かれた場所に ―特別授業『この人に会いたい』

〈第孤堯喘羯亜愨感噺Φ罅戮亮汰
1 中学生の『卒業論文』との出会い
2 中学生の『卒業論文』を提案
3 早稲田中学校の実践から学ぶ ―「中学生の『卒業論文』をめぐる論争」
4 なぜ中学生に「卒業論文」か?
5 『卒業論文』から生徒全員の『プレゼンテーション』へ
6 最も大切なテーマ探し
7 今求められるフィールドワークとしての「してみる計画」
8 保護者・卒業生ボランティアの役割
9 自ら動き始める「してみる計画」
10 プレゼンテーション ―「聴く力」と「コメントの力」

〈第紘堯喃困濛燭中学生のキミへ、そして若き教師に向けて

おわりに



著者
堀内 雅人(ホリウチ マサト)

1961年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、
同大学国語国文学専攻科修了後、
1985年より明星学園中学校・高等学校(東京都三鷹市)国語科教諭。
2013年度より2022年度まで同学園中学校副校長を務める。
愛称、ほりしぇん。2014年より東京女子大学教職課程、非常勤講師を兼務。
山と温泉、旅先での食と酒をこよなく愛する。
著書に『文学のとびらを開く 近現代文学名作選』(共著・明治書院)がある。