トップ > シュタイナー思想・オイリュトミー・治癒教育 > エクストラ・レッスン 現在、電子書籍版のみの販売となっております。
←アイコンをクリックすると内容の一部がご覧いただけます。 エクストラ・レッスンは、学習や行動に困難のある子どもたちを支援する シュタイナー教育の学習支援プログラムです。 生き生き学び、行動するには、幼いころから自由に身体を動かしながら、 十分に感覚を味わい、感覚どうしの連携をはかることが大切です。 つまり、7歳までの発達に困難のヒントがある、といってもよいでしょう。 20世紀後半、英国のシュタイナー学校で教えていたオードリー・マカラン女史は、 自分の体にしっかり入れず、学ぶ喜びも味わえずにいる子どもたちが増えていることに気づき、 困難の要因を、発達、教育、医学、神経科学の諸観点からくまなく見立て、個別プログラムを作成する手法、 エクストラ・レッスンを開発しました。 見立てに基づくプログラムは、運動・水彩・フォルメン線描などから成る美しいもので、 無理なく、優しく、確実に、7歳までの発達の忘れものを取り戻せるように組み立てられています。 子どもたちが自由に遊べる空間がますます狭まる今日、エクストラ・レッスンはさらに多くの子どもに役立つことでしょう。 本書はプラクティショナー養成講座のテキストとしても用いられるものですが、 シュタイナー教育の人間観を学ぶ読み物としてもおすすめです。 ― エクストラ・レッスン 主な目次 ―
<著者・訳者紹介> ●オードリー・E・マカラン(Audrey E. McAllen) 1920年英国に生まれる。シュタイナー学校にてクラス担任、学習支援、特別支援担当の教員として献身。 シュタイナーの人間洞察にもとづき、読み・書き・計算に困難のある子どもを支援するプログラムを開発する。 著書は本書のほかに“Teaching Children Handwriting” “The Listening Ear” “Sleep”などがあり、 子どもの発達と困難をホリスティックな文脈で捉えている。 (訳注:いずれも未訳だが、アルファベットを手書きで書くこと、耳で音を捉えること、夜眠ること、 などの当たり前と見過ごされがちな活動の意味を、シュタイナー教育の人間観、空間認識、運動発達で捉えなおし 深遠な意味を再提示している。) 2010年11月没。 ●冠木友紀子(かぶき・ゆきこ) 通訳者 トマティス・メソッドカウンセラー 国際基督教大学教養学部・大学院比較文化研究科博士前期課程修了。 キリスト教私学での英語教員時代にシュタイナーの治癒教育に出会う。 治癒教育を「すべての子どもの宝を見出す普遍教育」として日本の教育現場に紹介する講座を企画、運営しつつ、 「学びの基盤としてのからだの動き」を探求している。
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