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対話を生みだすKP法

価格 : 定価:1,650円(税込)
0837
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ISBN:978-4-8403-0837-3

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著者 川嶋直
発行会社 みくに出版
サイズ 四六判 184ページ





KP法(紙芝居プレゼンテーション法)はA4の紙とマーカーがあれば
誰でもどこでもすぐにできるアナログでシンプルなプレゼンテーション。

その優位性は「余白」があるところにもあります。

思考整理しながら作り上げる、情報が絞り込まれたシンプルなプレゼンは、
聴き手に考える余裕を与えます。

だからプレゼン後に、話し手と聴き手、聴き手同士の「対話」が始まる。

それはつまり「伝わった」、聴き手の「行動」がすでに始まっているということ。

プレゼンのシーンはもちろん、学校の授業やワークショップ、企業の会議、
ブレーンストーミングなど、プレゼン以外の場面でも活用でき、
コミュニケーション方法のひとつとしても注目のKP法。

この手法の第一人者である川嶋直が、KP法作成の全プロセスと、
様々な活用法を紹介します。

 


目次
 

対話を生みだすKP法

はじめに

第1章 プレゼンテーションの考え方
●「伝わる」とは?
聴き手のスタート地点に近づく/聴き手が「ピンとくる」瞬間とは/「話す・説明する・プレゼンテーションする」の違い/KP法での講義の後には
●「見える化」の可能性
「書く」ことですれ違いをなくす/「見える化」する意味/話の内容が視覚化される安心感
●「伝える量」を制限する
書いたことは話す、話さないことは書かない/話す文字量/見せる文字量/たくさん伝えて満足するのは、伝える側だけ/伝える量は少なく、その先の「対話」を
●相手を知り、自分を知る
プレゼンの準備の準備/聴き手を想定する/相手を知るための方法/自分を知るための方法/コンテントとプロセス
・コラム1:システム手帳と封筒整理法

第2章 KP法とは
●KP法の機能
話し合いのスターター機能を持つKP法/KP作りは思考整理
●KP法の特徴
いま何を話しているかが明確/表情や身振りも加わってプレゼンとなる/1話4分でひと呼吸、これで集中が続く/話す内容を忘れても大丈夫
●KP法の場面
KP法が「活躍する」様々な場面/学校の授業(教員が使う場面)/学校の授業(生徒が使う場面)/参加型ワークショップ/企業でのブレーンストーミング
●KP法を作る
・コラム2:情報整理に大切な考え方3点

第3章 KP法の作り方
●ブレスト編
まずは、ただ「考え続ける」ことから/いたずら書きでブレスト開始/一人ブレストはスピード命、そして寝かす/手書きの効用
●下書き編
いたずら書きから下書きへ/下書きは紙の真ん中から書き始める/仮タイトルを考える/言葉を選ぶ/言葉の塊を作る/タイトルを決める/構成を考える/言葉を精査する/順番を決める/レイアウトを決める/ミニKPを作ってみる/レイアウトのポイント
●清書編
道具の準備/決まった言葉を再度チェック/字を書く/文字の色を決める/イラストを使う/図示も意識する
●番外編
複数人でKPを作成する方法/複数人・対面でKPを作る/複数人・遠隔でKPを作る/講演会場でKPを作る
●練習編
上達のためには練習を/新聞の社説をKPにする/自己紹介をKPにする
・コラム3:実はデジタルも好き

第4章 KP法の話し方
●プレゼン編
道具の準備/立ち位置を決める/KPセットを貼る・はがす/「貼る・話す」の順番/使わないKPシート・セットもある/間のとり方/間合いのとり方/対話を意識し、「余白」をつくる
●修正編
リハーサルして全体をチェック/練習で持つ違和感/本番のプレゼンで持つ違和感
・KP法 動画QRコード一覧

第5章 KP法の使い方
●KP法によるプレゼンテーションの様々な工夫
書画カメラKP法/ポスター発表KP法/KPセットをパワーポイントに/撮影して大型スクリーンに投影
●KP法をオンラインでやる工夫
オンラインでKP法をやるには/A5用紙の紙芝居/A4用紙の1枚KP/オンラインでもホワイトボードで/ポップスタンドKP法
●KP法による思考整理の様々な工夫
思考整理法としてのKP法/A5カクハル

おわりに
・KP法の兄弟地図
・著者紹介
 


 

川嶋直先生の本

えんたくん革命

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